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2021/12/21 13:43
息子、娘がとうとうサッカーが好きになったかも!(キター)
もっと好きになって上手になってほしい!と思うのが親心だと思います。
その子供の練習する姿を見ると・・・
「おっそ!全然できてないじゃん」
「なんで、そこでつっこむの?」
「パス出しなよ!チャンス潰してるし」
etc
ってなりません?僕もなります(笑)
ここで大事なポイントは親の態度だと思います(お前が言うのか!)
我が子を「見守る」ではなく「見張る」ようになっていませんか?
サッカーを始めたばかりというのは、サッカー自体を理解できていない状況です。
ボールタッチもほとんどできていないでしょう。
にもかかわらず、団子サッカーとなりもう自分がなにをしているのか訳わからない状況で、あれしろ、これしろは逆効果だと思います。
息子に教えていく上で、「サッカーとはなんぞや」を教えていくことの重要性を感じていきました。
ということで・・・
1)サッカーを興味がある→楽しい!好き!→自分で練習する!
この流れをまず作ったほうが手っ取り早いです。サッカーは局面が流動的で多人数でプレーするスポーツなので、始めたばかりの子でプレーに入れないと確実に飽きます。これだとサッカーはつまらんと思って差し支えないです。
まずは、サッカーとは楽しいな!と思えるチーム探しも重要かもしれないです。
2)自信をつける
自信がない限りプレーすることを恐れてしまいます。他人の評価ばかり気にしてプレーしても成長は見込めないです。
親の一言というのは本当に大きい影響を子供に与えます。(コーチの言うことも当然ですがでかいです)
「おまえ、なにやってんだ!このへたくそが!」と言われたら大人だって萎縮するわけです。子供なら尚更。
自信をつけるよう(例え根拠無くとも)できたプレーは絶対に褒めていきましょう。
3)勝負にこだわれ!
スポーツは競技です。やはり、子供のうちこそ勝負にこだわれるパッションを与えれるように促したほうが良いと思います。
負けたら「くっそー!絶対次優勝してやる!」というようなリバウンドが期待できます。
勝負にこだわると言うのはパッションが無いとできません。
パッションを与える両親がいたら、それはマジで素晴らしいです。
うちの子勝手にやっている、ではだめです。
4)壁にぶつかる
どこかのタイミングで壁にぶつかります。たとえばリフティング99回まで行くけど、どうしても100回行かないとか。どうしてもヒールリフトができないとか。はたまた、あのチームにどうしても勝てないなど。
こういう時こそ親というのは見守る、話を聞いてあげるというのが本当に大事だと思います。
5)コーチの話を聞かない
指導者をやっていてこれが一つの難関です。いや、最大の難関かも。
本当子供たちは話を聞かないです。もちろん、理解しようとする子供はちゃんと話を聞いていることからプレーにも反映されます。
どうして聞かないのか?それはコーチと子供の間で信頼関係がまだ醸成されていないからだと思います。
ちなみにコーチの話を聞かない=成長が極めて遅い、と思って間違い無いです。
話を聞かない大人もそうだと思いますが、基本仕事できないですよね?
話を聞く時間である+コーチの話は成長につながる貴重な情報+セオリーを知る→成長が速まる→だから話を聞く
適切なタイミング+情報収集+正しい結論=正しいプレーをできる
こういう流れに行き着くかと思います。
コーチの話を聞けない子供は壁にぶち当たると自信喪失し、そのままやめてしまうということになります。
なぜなら人の話を聞こうという手段を持たないので、そのまま自己解決できないにもかかわらずそれをしてしまうということになります。
親御さんはいつも子供の子を思ってしまうものです。
スペシャルワンではあります。しかし、世界にいる同世代の子供たちは何百万人といます。
狭い物差しで見ないで、子供を見守るというのは本当難しいですが親には必要な成長だと思います。
これからサッカー始めるお子さんを持っている親御さんたちは是非寛容な気持ちで見守ってください。
もうすでにスタートしている親御さんも是非見直しましょう!