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2022/04/21 19:51
膝から下の怪我というのは意外に多いの知っていました?
僕は知らなかったです。
たまたまスポーツドクターと話することがありまして、どんなものかな?と思いましたら結構驚きました。
「脚」は大腿骨・脛骨・腓骨で構成されており、太もも・ふくらはぎ・すねはスポーツ時に受傷することが多い部位です。
特に、重心軸のズレによる下半身のアライメントの崩れから、筋肉部分に負担がかかり、ケガにつながることが多いです。
ふくらはぎの筋肉は下腿三頭筋と呼ばれているものだそうです。
怪我の種類としては
1)シンスプリント
2)肉離れ
3)コンパートメント症候群
これらが代表的なものになるそうです。
ジュニアサッカーでは1番のシンスプリントが多いかもしれないです。
シンスプリントは、繰り返しのランニングやジャンプを過度に行った場合に発症しやすい障害のことを指します。
Shin(シン)=脛、すね、「弁慶の泣きどころ」ともいいます。シンスプリントは古典的な病名であり、幅広い解釈があって内容が一定でありません。過労性(脛骨)骨膜炎、過労性脛部痛、脛骨内側症候群などとも呼ばれています。
これらを予防・応急処置するには、まずは運動量を制限することが大事です。それ以外には
・下腿の前面と後面の筋肉群の静的ストレッチ、マッサージやアイシングなどのアフターケア
・フォームや姿勢の矯正、衝撃吸収ができるシューズの選択
・インソール(中敷き)を調整するパッドなどを使ってのアラインメントの修正
といったことが挙げられます。
スポーツの現場では春先から6月までに頻発する、季節的に多くの選手を悩ませる原因不明の脛の痛みとして広く認識されています。しかし、シンスプリントが春先に出るのは、日本の特徴です。4月から新学期が始まり、クラブ活動が始まることと関係が深いようです。走り込みなどが始まり運動量が極端に増える時期に、急性の症状として発生するケースが多いからです。オーバーユースが起因となることは間違いありません。が、なぜ、この部位に症状が出るのかが問題です。疲労骨折の場合は、脛の下1/3がやや曲がっていることとストレスのかかり方が原因になっているのでわかりやすいのですが、シンスプリントの場合は、ストレスのかかり方にアラインメント(特に過回内)、アーチの状態、筋疲労の程度などが複雑に絡みあっているようです。具体的には、骨格(姿勢)や筋肉の状態などアスリートの内的要因と、接地(着地)の角度、フォーム、シューズや床(グラウンド)などの外的要因など、チェック項目は広範囲に及びます。
これからスポーツを始める子供がいる家庭は、オーバーユースしないようコントロールするのも大事になってきます。
またふくらはぎをコンプレッションする用品で怪我のリスクを減らすこともできます。
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